自分の個性を知っている？

「あなたの個性ってなんですか？」
この質問をすると、多くの人が「明るい」「まじめ」「大雑把」などと答えます。

さて本当にそれだけがあなたの個性でしょうか？子供が生まれると「個性」という言葉そのものを、よく使うようになりますよね。そもそも「個性って何だろう」という問いに向き合っておきたいと思います。

先程の「明るい」「真面目」「大雑把」実はこれ、たくさんの個性の中のたったひとつにしかすぎません。

それでは一体「個性」とは…？　自分の中の”好き・嫌い”も立派な個性。
「こんな時に悲しい」「こうされると嬉しい」という気持ちの動きさえも個性。
生まれながらに備わっている「できること・できないこと」ももちろん個性。
要はあなたをつくるすべての要素のひとつひとつが個性なんです。

なぜか「個性」というと、わかりやすい特徴や何か特別な才能じゃなければならないのでは?と思ってしまいがちではないでしょうか。
でもそんなことはありません。自分に備わっているもの、自分の中から生まれてくるものは、すべて自分の個性なのです。

しかし鏡を見ないと自分の姿が見えないように、自分のことって一番見えていないもの。
そこでおすすめしたいのが、パートナーや親戚、友達、職場の人など近くにいる人に「私ってどんな人だと思う？」と聞いてみることです。

たとえば「あなたはいつも人を気遣ってくれるね」など自分だけでは気づけない新たな発見があるはずです。

一方で本当に自分しか知らない自分らしさもあることでしょう。たとえば「人前では明るくしているけど、実は落ち込みやすい」など、こんな風に周りの人や自分自身に改めて問いかけてみると、自分の個性がこれまでより一層見えてきます。

あなた自身があなたらしさを知り、そしてそれを大事にしようろすることこそ、あなたらしい子育てに直結するのです。



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