ストロークプランを立てる5

5.ストロークが不足したら自分で与える
自分について褒めていい点、これまでの成功体験、その他何でも肯定的なことをリストアップしてください。それを鏡のなかの自分に向かって読み上げてみてください。
グループであれば、リストを誰か他のメンバーに渡して、読んでもらうのもいいでしょう。そして「はい、その通りです」と受け入れて、いい気分になるのです。
自分自身をストロークするのは、あなたの中の養育的な P の部分です。あなたをいたわり、ねぎらうプログラムをこしらえてください。
次のような例を参考にしてみてはいかがでしょう。
〇ある心身障害児の母は月に一度、子供の世話をヘルパーに任せて、自分はゆっくり旅行したり、ホテルで過ごします。時には香水を入れたバス・タブに昼間からゆっくりつかることもあります。これがまた、来るひと月のエネルギーの供給減になるといいます。
〇遠藤周作氏は、自分を大事にする方法として、一流の洋服店に行って、飛び切りいいスーツを一着こしらえなさいとすすめています。自腹を切って最高級の洋服を着ると、無意識のうちに自信が宿ってくるのです。また次のボーナスが入った時、高級レストランでフルコースを食べなさいともいっています。
これも目に見えない力を自分に与えることになります。
〇もともとストローク不足で育った人は、実の親とは別の愛情と理解に満ちた他の親に育てられたら、どういう自分になっていただろうかと想像します。
次に生育の過程のストローク欠如の場面を一つ一つ取り上げてもう一度、肯定的ストロークを与え直します。どんなふうに扱われたら、もっと豊かな自分になれたかを考え、その時に欲しかった言葉、受けたかったストロークを今この場で自分に与えるのです。これを「自己再養育療法」といいます。
自分のストローク銀行を常によい状態に保ち、他人に惜しみなくストロークを与え、かつ自分も満たされる。これが健全な人間関係のあり方ではないでしょうか。それを実践するために、以上のようなストロークプランはきっと役に立つことでしょう。
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