大切なことを優先する時間の習慣5


興味をもったら、すぐに「小さく試す」

「やりたいことがない」という人は、とにかく時間もお金も浪費することが多いものです。目的もなくテレビやスマホを見ていたり「最近なにもいいことがないな」と飲みに行ったりギャンブルをしたりすることがあります。
いえ、本当はやりたいと思うことがあっても、心の奥にしまい込んで忘れているのかもしれません。

顔を上げてまわりを見渡してみると、子供がワクワクするように「面白そうだな」「楽しそう」「もっと知りたい」「見てみたい」「行ってみたい」「やってみたい」と、知的好奇心をそそるものがあるはず。それを「いつかやろう」ではなく、できるだけすぐに小さく試すのです。楽しめなければ、すぐにやめればいいのですから。

仕事もむずかしく考えず、興味をもったら「ちょっとやってみようかな」と試してみればいいではありませんか。私は50職種以上の仕事をやってきましたが、結果がどうのではなく、夢中になった時間そのものが財産だと思うのです。

それに「やりたいこと」は、やる前は「やってみたいこと」にすぎません。試してみなければ「やりたいこと」「深めたいこと」にはたどりつけないのです。

習いごと、スポーツ、楽器、読書、旅、料理、スキルの習得や資格など「やってみたいこと」がたくさんあるのは歓迎すべきこと。人生の時間を「やるべき(と思い込んでいる)こと」から「やってみたいこと」にどんどん置き換えていきましょう。

脅かすようですが、時短勤務や定年退職などでヒマができても、夢中になれる時間がなければ、よからぬことに時間もお金も浪費してロクなことはありません。不安や悩みにもとらわれやすくなります。

心身の健康のためにも、豊かな人生のためのも、まずひとつ、試してみませんか。

☆好奇心旺盛な人は、いつも新しいことに挑戦しているので、人が集まってきます!


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2024年2月19日