大切なことを優先する時間の習慣7


明日の準備をする習慣が、自分を信じる力になる

朝、仕事に出かける前になって「うわ、シャツにアイロンかけてない!」「家の鍵、どこに置いたっけ?」などと焦った経験は、だれもがあるでしょう。

いうまでもなく、これは準備不足によるもの。朝の準備をしていないために遅刻したり、焦ってミスや失敗を引き起こしたり、ストレスや自己嫌悪になったり、時間やお金がかかってしまうこともあるはずです。

実は私も子供のころから、朝になってから時間割をそろえるタイプでしたが、今は翌日、すぐに仕事にとりかかれる準備をしてから寝るようにしています。

なぜなら、準備する習慣は、ものごとに対する姿勢そのもの。準備にどれだけ時間をかけたかが結果の差になると、さまざまな場面において実感してきたからです。

たとえば、カメラマンとして現場に臨むときは、前日にあらゆる撮影の仕方をシュミレーションしてレンズやレフ板などの小道具を用意し、カメラの手入れやテストをし、体調管理もするなど、思いつく限りの準備をする。そこまでやって初めて、当日は落ち着いて力を出せるのです。それでも「いい写真が撮れた」と思うのは数枚。
慣れても準備を怠れば、すぐにボロボロな結果になってしまいます。

営業の人がプレゼンテーションをするとき、プロのスポーツ選手が試合に臨むとき、俳優が舞台に立つとき、それまでに膨大な準備の時間があって、始まる時点ですでに、ある程度の“答え”が出ているのではないかと思うのです。

翌日の準備をする習慣を身につけると、仕事だけでなく、旅行の準備、食事会の準備などいろいろと気が回り「うまくいった!」という“成功体験”がふえます。

いちばんは未来に対して「なんとかなる!」という根拠のない自信が生まれること。ただ心配するだけでなく、現実的な準備を重ねてきた人の未来は明るいのです。

☆最大の結果を得るためには、最大の準備が必要です!


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2024年2月21日