大切なことを優先する時間の習慣8


お金のかからない魔法の薬“睡眠”の時間を死守する

現代人の多くが毎日、仕事、家事や育児、人づき合い、SNSなどなにかと忙しく、慢性的な“睡眠不足”ではないかと思います。「昨日も4時間しか寝てなくて…」と、睡眠時間を削ってまで仕事や遊びに熱中していることを自慢げに話す人もいます。

しかし、それは睡眠時間の重要性を、理解していないから。毎日少しづつ睡眠不足が積み重なる“睡眠負債”は確実に重なり、気づかぬうちに体を蝕んでいます。

疲れがとれず、ボーッとして判断力が鈍ったりイライラしたり。数時間の負債で自律神経が乱れ、数か月で免疫機能が弱まり、数年でさまざまな疾病を引き起こします。睡眠不足による、国家レベルの経済損失額が15兆円に上るというデータもあるとか。

個人レベルでも、ちょっと疲れただけで仕事のパフォーマンスが落ち、お金を遣う判断能力に欠け、財布のひもがゆるんでしまう。病気で働けなくなると、それはもうたいへんな経済的損失になるでしょう。

たまった睡眠負債を返済する方法は「たくさん寝ること」以外にありません。そのためには、寝る前後をルーティーン化するのがいちばん。たとえば夜12時になったら、なにがあっても布団に入る。目覚めたら、すぐにカーテンを開けて朝日を浴びるというように。ランチの後、15分~20分の仮眠もおすすめ。

睡眠時間は、心と体をメンテナンスしてくれる必須時間。「お金のかからない魔法の薬」であり、お金をかけてアンチエイジングや美容に取り組むよりもはるかに効果があります。また「寝て忘れる」というように、気持ちもリセットしてくれます。

ただし睡眠は「時間」だけでなく「質」も大事。人生の3分の1は寝ているのですから、良質な睡眠のために、手が出せる範囲で心地いい寝具に投資しても損はないはず。
「今日もよく寝た!調子がいい!」と実感できる毎日を目指しましょう。

☆良質な睡眠は“時間”と“質”の掛け算です!


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2024年2月22日