すっきりシンプルに暮らす生活の習慣1


「タダだから」といって、なんでももらわない

「無料でもらえるもの」があると、一瞬、得した気分になるのは事実。街角で配っているティッシュ、化粧品売り場のサンプル品、ホテルのアメニティなど、なんでも「タダだから」というだけでもらってしまいそうになるかもしれません。

しかし、これは“タダ”“安い”など値段に左右される、お金が貯まらない人の思考パターン。家にあふれているもの、しまい込まれているものは、もらったものや、百均ショップの細々したものが多いのではないでしょうか。

お金が貯まる人は、自分にとって必要でなけるば、タダでも一切、受け取りません。なにかを買うときも「こらは必要なのか?」とよく吟味する習慣があるので、むやみにものをふやさず、どこになにがあるかわかるようになっています。

「無料だから、損はしていない」と思うかもしれません。しかし「ものを所有する」ということは、それなりのコストを払っているのです。

しまう場所を決めてかたづけたり、使用期限を確認したりする時間や、収納するスペースが必要。また、気に入って手に入れているらけではないので、たびたび「使うべきか」と迷い、結局、放置したままになってしまう。ものをふやすことは「決めること」をふやすことで、結構なエネルギーを消耗するのです。

ただし、タダでもらって嬉しいものもあります。基準は「消耗品ですぐに使えるもの」(ティッシュやお菓子など)か「お金を払ってでも欲しいもの」(プレミアの記念品など)。便利そうなマグカップやお皿をもらっても、結局、使わなくなってしまうのは、大量に配られているもので、愛情がわからないからでしょう。

自分のなかで、もらうもの、もらわないものの基準を決めておけば、とっさに差し出されても、迷わずに判断できるはずです。

☆ものを所有することで、それなりの対価を払っていることを忘れずに!


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2024年2月24日