不登校になりやすい親子の組み合わせ1

責任感の強い親ほど、しつけが厳しくなる
次に湧いてくる疑問が、どうしてウチの子だけ不登校になったの?というものです。
そこで、不登校になりやすい親子の特性の組み合わせを紹介したいと思います。
「しつけは親の責任だ」
このように思う子育てでは「〇〇しなさい」「〇〇しなければダメ」と子供に教える必要が生じます。
そうすると親は「あれした?」「これした?」「早くしなさい!」「できてないじゃない!」「前にも言ったでしょ!」というように、常に子供を否定する言葉で子育てをしてしまいがちです。
特に、親がきっちりしていて、責任感の強い人ほど、しつけが厳しくなりがちなので、良くも悪くも、子供の自己肯定感を低下させてしまいやすいのです。
一方で、子供が真面目でがんばりやさんの場合、大人から言われたことをきちんとしようとします。
そして、できたらできたで、大人から、さらにやることを求められてしまいます。
でも、真面目なので「やらなければ!」と思いますし、できなかった時も「まっ、いいか」とは考えず「自分はダメなんだ」と思うのです。
また、発達障害と言われる子供たちや、ADHDなどじっとしていられない子供たちは、どうしても先生や親から叱られる回数が多くなるので、自己肯定感が下がりやすくなります。
『不登校になりやすい親子の特性の組み合わせ』
(子供の特性)
・真面目
・優しい
・人の気持ちが分かる
・物分かりが良い
・おっとりしている
・一生懸命がんばりやさん
・正義感が強い
・落ち着きがない。すぐ行動する
(親の特性)
・きっちり子育てしている
・失敗させまいと子供の先回りをし、あれこれ言う
・過干渉で口うるさく言う
・しつけに厳しい
・人の目や評価を気にする
・「人に迷惑をかけてはいけない」が口癖
・時間に正確
・責任感が強い
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