親子で問題が起きる時の原因を知ろう2


課題を分けることができないと…

課題の分離と言われても
「子供に勉強をさせるのは親の役目!」
「勉強できないと子供が将来困る!」
「親は子供をきちんと育てる役目がある!」
と、あなたは思われるのではないでしょうか?

アドラーによると、親子関係の溝や、あらゆる人間関係のトラブルは、課題の分離ができていないことで起きると言います。
なぜなら、人の問題にあれこれ言うことは、人の課題に土足で踏み込む行為になるので、踏み込まれる側は不快に感じて相手を拒否してしまうからです。

親子間においては、今まで不満が一気に出やすいのが思春期です。
思春期になると、子供が親を拒絶するようになるのはそのためです。

今までお話してきた「過干渉や先回りが子供に良くない」という理由がお分かりいただけたでしょうか。

次からは、課題の分離を、どのように実践していけば良いのかを具体的にお話したいと思います。


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2024年6月27日