親子で問題が起きる時の原因を知ろう5

子供を見守れるようになるヒント
子供が小さいうちは良いのですが、親が課題の分離をしないまま子供が大きくなると、いつでも親に「これはどうしたらいいの?」と意見を求めてくるようになります。
過干渉と先回りは子供が自分で考えて行動することを妨げてしまうのです。
しかし課題の分離の大切さが頭では分かっていても、親は見守ることができないものです。
その理由は、子供の失敗が親には見えているからです。
そして「子供にとって良くない結果になる!」「子供の失敗を見るのがつらい!」などと思うので、つい先回りして何かを言いたくなるのです。
親が見守れるようになるには、まずは、自分のことを知ることです。すれでラクになる場合が多いのです。
たとえば、見守ることが苦手な親の傾向としては
・周りの目や、人からの評価が気になる
・厳しい親の元で我慢して生きてきた
・過干渉や心配性の親に育てられた
・自信がない
という人が多いです。
これは、幼児期からの実体験を通して、「失敗はいけない!怖い!」ということが潜在的に刷り込まれているので、子供が同じような経験をしそうになると、条件反射的に不安や焦りが起きるのです。
(これは良い悪いの話ではなく「見守る」という点だけに絞ってお話しています)
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