良好な親子関係を築く会話の方法を知ろう5

受容の言葉を投げかける
子供に「親は自分のことを受け入れてくれている」と感じてもらうには、親の側が知らず知らずのうちに使っている否定の言葉を減らし、受容の言葉を使うようにすることです。
受容の言葉とは「相手をまるごと受け入れる言葉」です。
たとえば
「そうか、そうだったのね」
「まあ!本当?」
「ふん。ふん。それで?」
「ふーん、そうだったんだ~。それは大変だったね」
などなど…。
驚かれるかもしれませんが、こうしたあいづちが「受容の言葉」なのです。
子供は親に自分の話を聞いて欲しくて、話をしている時が多いです。
だからこそ子供が何か感情的にものを言ってきたり、親に意見を求めてきたりした時にも、あいづちを投げかけながら、まず話を受け止めてあげて欲しいのです。
こんな時、つい親の意見を言いたくなりますが、アドバイスや提案をすると、子供は自分のことを否定されているような気分になります。
私たちが使ってしまいそうな否定の言葉を挙げておきます。
参考になさってみてください。
否定の言葉とは?
◇説教
「〇〇すべき」
「〇〇すべきではない」
◇脅迫
「そんなことをしていたら将来困るよ!」
「勉強しないとゲームさせないからね!」
◇忠告・解決策の提案
「〇〇したほうが良いと思うよ」
「それは先生に相談したらどう?」
◇講義
「私が子供の頃は、もっとこうだった」
「今は分からなくても、あなたも大人になれば、きっと分かるようになるよ」
◇批判・非難
「分かってないわね。そうじゃないでしょ!」
「あなたの言うことは間違っているよ」
◇質問・尋問(親自身が問題解決したいがために、子供から情報を得ようとする)
「なぜ学校に行きたくないの?」
「何がイヤなの?」「原因は何なの?」
◇連絡先
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