体験者ママたちのリアルな声2


ケース1 1日中ゲームをしていた息子が、高校、塾にも自ら行き始めた!
Rさん 現在、高1男子の母 不登校開始時期は中2 不登校歴は約1年半

真面目な性格の息子は、中学2年生の夏、部活の子たちからイヤなことを言われたことをきっかけに、すべてがイヤになってしまい、学校に行かなくなりました。

それからは1日中、部屋にこもりゲームをして、勉強は一切しませんでした。
私が何か話しかけると「ウザイ!」と言って、口を聞いてもらえない時もあったので、同じ家の中にいるのにlineで会話という時もありました。

講座を受け始めた時、自分の軸がブレてしまうことを直したいと思いました。
子供を見守らなければならないと思うのですが、やっぱり心配で口出ししてしまうのです。たとえば私の余計なひと言で、親子の会話は中断し、関係が悪くなり後悔するのですが、それでも「このままじゃ、息子はろくな人間にならないんじゃないか?」と思い「親だからこそ、説教してでも息子の考え方を直さないといけないのでは…?」という衝動に駆られ焦ってしまうのです。

揚げ句の果てに、高校受験の時「オレは高校に行かない!」と息子から言われ、私のメンタルはかなり追い込まれました。

「これ以上の失敗はできない」と思い、息子に進路の話をする時は「どう息子と話をするか?」の想定問答をノートに書きだし、頭の中で練習してから話をするようにしました。

すぐにはうまくはできず、息子を怒らせてしまうことも多々ありましたが、少しずつ息子と進路について話ができるようになりました。

高校を決めるまで、息子も親も感情の起伏があって大変でしたが、何度も話をし最終的には息子が自ら高校進学を決まました。

現在、息子は高校1年生ですが、塾にも通いバイトもやりたいと言っています。
履歴書などを自分で準備して、面接日時も自分でメールや電話で交渉しているので、何事も経験だなあ…と感じています。

私自身も、息子を待てるようになりました。
息子が失敗すると分かっていても、以前のように焦らず、必要なタイミングでのサポートができるようになりました。

息子が不登校から脱出してまだまだ不安定なこともありますが、講座を受けて、子供の先回りをせず、寄り添い待つ姿勢が大切だと思いました。

わが家は本当に手こずったケースだと思いますが、この1年半を考えれば、すべてが奇跡的な話なので、これからも周りの人に協力してもらいながら、時々不時着しながら、息子の行きたいゴールまで伴走していきたいと思っています。


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2024年7月18日