体験者ママたちのリアルな声4


ケース3 外出できなかった娘が大学受験に向けて猛勉強中!
Yさん 現在、高1女子の母 不登校開始時期は中2 不登校歴1年

中学2年生の秋に、娘は急に学校へ行けなくなりました。
それまでは、明るく勉強もできる優等生だったので、不登校になった時はかなりのショックでした。

なんとか不登校脱出の糸口が無いものかと講座を受けました。

最初に気づいたことは、私自身の思考グセでした。
私は「一般的に良いとされる道」を自分の子供が歩むことが良いと思っていました。

子供自身に考えさせて行動させることではなく、自分の忙しさにかまけて、子供の先回りをし「転ばぬ先の杖」を常に行っていたことに気づきました。

そして子供への干渉を止め、子供自身を信じて任せ、見守るということができるようになりました。

「どう思う?」「どうしたい?」と、子供の声を聴くようにすると、子供自身が積極的にたくさん話をしてくれるようになりました。

そして不登校回復の各段階に合った対応を行うことで、娘の自己肯定感が高まり少しずつ自信を取り戻すことができました。

娘は当初、人とすれ違うこともイヤで、外には出られず自分のことも外見内面すべてにおいて嫌っていました。

しかし高校1年生になった今では、おしゃれをし、ショッピング、映画、電車にも1人で乗ってでかけています。

今、娘は大学受験に向けて予備校にも通い、猛勉強中です。会話のなかった娘がここまで変われるとは思いませんでした。

私は私自身の気持ちに向き合うことが大切だと初めて気づきました。
しんどい時はしんどいと言っていいと思えるようになり、自分の時間を持つことにも意識を向けています。

そして課題の分離(親の課題と子供の課題を分ける)を意識することによって自分の頭の中の整理がつくようになり、子供との関係だけでなく、仕事でも人の意見を聞けるようになりました。

私と娘の関係だけでなく、娘たちが自分の子供を授かった時にも受け継ぐことのできる大切なことが学べたと思います。

まだまだ未熟な自分ではありますが、少しずつでも成長していけたらな。
そんな気持ちで、これからも進んでいきたいと思います。


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2024年7月22日