娘の不登校を振り返って思うこと3(終)


さなぎはきっと蝶になる

最後に良かったと思えることは、不登校だったウチの娘が、何でも一生懸命に取り組む子に育ったということです。

不登校だった時の娘は「自分には何もない」と自分を否定し、死ぬことも考え、ずっと家にいても決して楽ではない毎日を過ごしていました。

一度は人生のどん底に落ち、不登校からの脱出に長い月日を費やしましたが、大学に進学してからの娘は、その分を取り戻すかのように、よく遊び、勉強し、バイトもしているので、あまり家にいません。

大学への入学当時は「がんばりすぎでは?」と心配しましたが「よくがんばってるね」と声をかけると
「やりたいこと、全部やりたい?今という時間は今しかないから」と娘は答えました。

不登校は、子供にとって「さなぎ」の時期です。
子供1人ひとりのタイミングで、さなぎから抜け出し、羽根を広げて大空へと飛び立っていくはずです。

これから先、きっと明るい未来が、あなたとあなたのお子さんを待っています。
不登校で悩んでいる親御さんの希望の光になればと願っています。


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2024年8月5日